こんにちは!malcoです。
「イチケイのカラス」第5話が放送されました。
以下、ネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第4話の感想はこちらから!
ネタバレ感想
今回の事件は、バレエ団で起きた障害事件でした。
千鶴(黒木華)が裁判長を務めましたが、みちお(竹野内豊)が担当していた食い逃げの公判と併合審理をすることになりました。
「併合審理にしたい」という旨を、傍聴席から画用紙の文字で千鶴に知らせるみちおの姿が可愛かったです(´∀`)
併合審理という存在については初めて知りました。
普通は犯人が共通している場合にするという事だったので、共通点のなさそうな2つの事件が最終的に繋がるのかと思って観ていたのですが。
…結局、繋がらず。
どころか、食い逃げの方の審理はほとんどされず…。ほとんどというより、全くかな。
それなら普通に証人として出廷させるだけで良かったように思いました。
「併合審理」をテーマにしたいなら、やって意味のある事件にしてほしかったです。
ホント、食い逃げ事件はどうなったのかなぁ。
そんで、バレエ団の傷害事件もどちらかといえば正当防衛な気がしました。
無理やり連れて行こうとするので揉み合ってたら階段から落ちたってだけで、故意的に落としたわけではなさそうでした。
どの道、被害者が目を覚ませば全てが明らかになる事件だったので、悪あがきをしてしまったな、という印象でした。
石倉(新田真剣佑)が馬場の怪我を知って、彼女の人生を想って証言するシーンは良かったです。
「何が正しくて何が間違っているか、その答えは人それぞれ違う。でも真実は一つ」
今回の名言は、みちおのこのセリフかな。
彼女からバレエを奪ってしまうことは、本当に正解なのか…。
馬場からしてみれば余計なお世話かもしれないし、何を犠牲にしても踊りたいという気持ちもあったのかもしれません。
しかし続けていれば確実にバレエができなくなっていたのだから、「そうなる前に彼女の荷物をおろしてあげたい」という石倉の証言は、真実を明らかにするという裁判の使命を置いておいても、正解だったと思えました。
「白鳥の湖は、オデット姫の呪いが解けずに最後に命を絶つ。ただし、別のラストもある」というみちおの言葉に、白鳥の湖って結末が2パターンあるの?と思って調べてみました。
白鳥の湖は、悪魔に呪いをかけられたオデット姫とジークフリート王子の恋の物語です。
オリジナルではジークフリートが悪魔と戦って見事勝利しますが、オデットの呪いは解けず、2人で湖に身を投げ、魂が永遠に結ばれるという結末。
しかし、公演によってさまざまな演出・結末があり、2人の愛が悪魔を打ち破ってオデットの呪いが解けて結ばれるという結末、2人が来世で結ばれるという結末もあるようです。
ドラマ内では、槇原(黒沢あすか)が馬場に知らず知らずのうちに呪いをかけていたのではと、みちおが言っていました。
槇原が真実を証言するきっかけを作ったのは石倉であり、それによって呪いが解けた…と解釈をすることもできたのですが、石倉と馬場が結ばれることはありませんでした。
みちおが「呪いが解けて幸せになるハッピーエンド」を示唆したのであれば、数年越しに2人が結ばれるという結末でも良かったように思いました。
でも、石倉はあくまで千鶴一筋なんでしょうか。
うーん。それなら白鳥の湖に掛ける必要があったのかなぁ。
併合審理にしても、白鳥の湖にしても、無理やりな印象が残ってしまいました。
みちおが千鶴を見つめてる…と思ったら、千鶴がビリビリペンを使う瞬間を見たかったからでした。
かわいいなぁ、オイ( ̄∀ ̄)
みちおが千鶴に気があるのかどうか…まだまだグレーですね。
★原作は浅見理都さんの漫画です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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