こんにちは!malcoです。
春ですね!桜が満開です!
3月の末に平和公園にお花見に行ってきました。
と言っても、桜を見ながらご昼飯食べただけなんですけど。
お花見シーズンということもあってか、コロナ自粛が緩和されたせいか、なかなか賑わっていました。
平和記念公園とは
県民はみんな「平和公園」と呼ぶんですけど、正しくは「平和記念公園」というんですね。
長年住んでいて、初めて知ったような気がします^^;
公園の中には、世界遺産の原爆ドームや原爆死没者の慰霊碑、平和記念資料館(県民は原爆資料館と呼びます)などがあります。
毎年8月6日には平和記念式典が行われます。
★広島県の公式観光HPです。
平和公園でお花見
平和公園は桜がけっこう咲くんです。
一度ちゃんと見に行きたいなと思っていました。
長男が中学生になるので電車の乗り方を教えたいのもあって、家族で電車でお出かけしました。
桜が多かったのは元安川の川沿い。
原爆ドームの反対岸がお花見のベストポジションなのではないでしょうか。
私たちが行ったのは平日でしたが、けっこう混雑していました。
現地に着いたのは11時前でしたが、もうベンチは空いておらず、レジャーシートを敷ける場所がところどころ空いている感じでした。
空いてるスペースを探してレジャーシートを敷いて座りました。
ご飯はハンバーガーです。
お花見弁当とか買いたかったんですけどね^^;
長男の要望でロッテリアになりました。
ご飯を食べて、少しゆっくりして。
そろそろ行こうかとゴミを片付けていると、場所を取ろうと待っている人が寄ってきました。
気がつけば周囲はさらに人が増えていて、空いてるスペースはほとんどなくなっていました。
道を歩いてるのは外国人が多かったんですけど、レジャーシートを敷いてお花見してるのは圧倒的に日本人が多かったです。
外国からわざわざレジャーシートなんて持ってこないか。
せっかく海を渡って観光に来たのに、花見客が景観を崩してるんじゃないだろうかと、少し申し訳なくなったのでした。
公園内散策
せっかくなので公園内を少し散策することになりました。
桜と原爆ドーム。
今の季節だけの景観ですね。
桜のおかげで悲惨さが少し和らぐような…?
ドームの右奥にある建物は「おりづるタワー」です。
この建物は2016年にオープンした比較的新しい観光スポットで、県民としてはまだあまり馴染みがありません。
中に入ったこともありませんが、タワーに登ると原爆ドームを上から見られたり、広島市内が一望できて景色が楽しめるようです。
くだりは滑り台で降りられるのだとか。楽しそう( ̄∀ ̄)
でも、入場料が1700円もするんですよ。
うーん、チョットな〜(ー ー;)
こちらは「原爆の子の像」です。
像のモデルは佐々木禎子さんという少女。広島の平和の象徴としての「折り鶴」の始まりになった少女です。
被爆した後、入院生活を余儀なくされた禎子さんですが、「鶴を千羽折ると病気が治る」と信じて薬の包み紙などで鶴を折り続け、その数は千羽を超えました。しかし残念ながら原爆による白血病で亡くなってしまいました。
広島ではほとんどの人が知っているエピソードです。平和学習で習ったりしますので。
この像は「サダコ」と呼ばれて親しまれているのですが、別の貞子が流行ってしまって、ちょっと呼びにくくなってしまった気がします。
サダコの像は、鐘が鳴らせるんです。
鐘を鳴らすところに折り鶴があしらってあるんです。かわいいですよね。
サダコの周りは、昔からいつも寄贈された折り鶴でいっぱいだったのですが、寄贈する数が年々増えたためか、いつの間にか「折り鶴ブース」なるものが誕生していました。
私が子どもの頃は鶴を折って糸でつなげるだけだったのですが、最近は折り鶴で絵や文字が描かれていて、凝っているなと驚きました。
これ全部、折り鶴でできてるんだと思うといろんな意味で驚愕です。
広島の折り鶴は再生紙として生まれ変わります。
長男の卒業証書は折り鶴の再生紙でした。
こちらは原爆死没者慰霊碑。
写真では少し分かりにくいですが、奥に平和の灯があります。
この灯は、1964年に点火されて以来、一度も消えていないんだそうですよ。
慰霊碑の真前に立つと、アーチの中に平和の灯と原爆ドームが一緒に見えます。
撮影スポットなので、外国人さんたちが行列を作っていました。
園内をのんびり歩いていると、次男くんが疲れた疲れた足が痛いもう帰りたいとゴネはじめたので、そろそろ退散することに。
八丁堀の本屋さんに寄って、子どもたちが春休みに読むための本を買って帰りました。
久々に電車でお出かけしましたが、移動が大変ですね。
徒歩での移動距離も増えますし、電車内でも立ちっぱなしで、足が疲れました。
車のありがたさを痛感しつつ、いい運動になったお花見でした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。