こんにちは!malcoです。
「エルピス ー希望、あるいは災いー」第7話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回は、八頭尾山の連続殺人事件のDNA鑑定が行われるも再審とはならず、しかし当時事件を担当していた刑事が「松本は無実だ」と証言し、岸本(眞栄田郷敦)がまた一歩真実へと近づきました。
そしてついに、本城建託の社長の長男・彰(永山瑛太)まで辿り着きました。
辿り着いたからって、「犯人はお前だ!」とならないのが、もどかしいですね。
コナンくんがいてくれたら一発だな、なんて思いつつ。
あくまで社会派ドラマなので。そうはいかないか。
かれこれ3話くらいは、岸本が中心に事件の調査をしているでしょうか。
彼だけが、どんどん事件の真相に近づいていってる印象です。
事件に執着すればするほど、世の中に対して失望していくようにも見えます。
ま、失望もしますよね。
松本が無実だという平川刑事の証言は、分かっていても衝撃でした。
でっち上げだという認識を完全に持ちながら、無実の人を逮捕し、死刑判決が出ても知らん顔し続けていたという無情さ。
ヤバくなったらサッサと仲間を裏切って、情報を売って、正義面。
とんでもない刑事です。
あんなのを見ると、失望したくもなるし。
以前は必死に事件を追おうとしていた恵那も、忙しさにかまけてほとんど協力もしてくれないのだから、意地にもなりたくなるでしょう。
前回の感想では「岸本がシュッとしてカッコ良くなった」なんて書いたけど、今回は社会人として大丈夫かなと心配になってきました。
希望を失っている上に、このまま性格まで歪んでしまいそうで。
事件のカタが付いた後、ちゃんと社会人やっていけるかな。
序盤の頃の、空気読めなくてぼんくらだけど、まぁまぁ普通だった岸本が懐かしいです。
「パンドラの箱を開けたら、最後に残ったのは希望だった」
最終的に、岸本がここに辿り着いてくれることを祈るばかりです。
なんだか岸本の話ばかりになってしまいました。
けど、恵那(長澤まさみ)はニュース読んでばっかだし、斎藤(鈴木亮平)はテレビにしか映らないので。仕方ないか。
それにしても、斎藤が全然出てこなくなったのが、ちょっと不気味ですね。
何やってるんだろう。本当に政治家になるのかな。
嵐の前の静けさのようで怖いです。
次回は、本城彰の調査に本腰を入れるようですね。
大門(山路和弘)の動きも怖いですが、本城彰という人物は別の意味で怖そう。
恵那と岸本には協力して調査をしてほしいのに、だんだん距離ができていることに心が痛みます。
この危険の板挟み状態を岸本一人で乗り切れるんでしょうか。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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