こんにちは!malcoです。
「エルピス ー希望、あるいは災いー」第4話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
今回は、恵那(長澤まさみ)の画策でゲリラ放送された特集VTRが話題を呼び、第二弾を放送するも、その直後に松本死刑囚(片岡正二郎)の再審請求が棄却されてしまうというお話でした。
恵那は心が折れ、岸本(眞栄田郷敦)は諦めない。
いつかの逆ですね。
二人とも自分の中の何かと戦うために、この冤罪事件の真相に挑んでいるのが特徴だなと思います。
正義といえば聞こえは良いですが、追い続けるのも諦めるのも自己都合。
そのわりに、周囲に与える影響が大きいですね。
何だか勝手だなと思いますが、世の中はそんな個々の“勝手”で回っているのかもしれません。
恵那は、第二弾放送直後に再審請求が棄却されたことから、松本死刑囚に悪い影響を与えることが怖くなったようです。
下手をしたら、死刑実行が早まる可能性だってあるかも。
自分達が騒ぎ立てたせいで死刑が早まるなんて考えたら、ゾッとします。
気持ちはわかるけど。
とっかかりを作った張本人ってのは忘れてほしくないなぁ。
これまで語っていた信念と、貫き通せない弱さと。
自分の中で折り合いがつけられるんでしょうか。
またオエ〜って日々に逆戻りしなきゃいいけど。
対して、岸本は…。
何で頑張るんだろう。
友達を見殺しにしたことへの罪滅ぼしなのか。
負け続けてる自分へのリベンジなのか。
何かの意地なのか。
岸本の「自分は勝ち組なんだと思い込むために、必要以上に負けてきた」というセリフ。
最初は意味がわからなかったけど、岸本の過去の話を聞いてやっと解りました。
どこの世界にも、大なり小なり存在する構図。
しかし言葉にしてみると非常に情けないものですね。
岸本は、今まで無意識に自己防衛的に飲み込み続けていたものを自覚したのかな。
スイッチは意外にも村井(岡部たかし)でしたね。
本当に意外。
村井も不本意なものを飲み込み続けて来た人なのかなぁ。
恵那も岸本も、あくまで自分の正義や理想、不正だと思うものに負けないために頑張っているようです。
決して松本死刑囚のために頑張ってるわけではないように感じます。
それがとても虚しいというか何というか。
リアルで残酷ですね。
“おもちゃみたいな正義感”
ここに来て、村井の言葉が刺さります。
正義って何なんでしょうか。
ラストで転落した人物…。
誰なんだろうと思っていたら、チェリー(三浦透子)のようですね。
大変なことになってしまいました。
恵那はどうするのかなぁ。
斉藤(鈴木亮平)とイチャコラしてる場合じゃないぞ。
自分はもう諦めたから関係ありませんってワケにはいかないでしょう。
ヘビーすぎる展開…。
しかし次回も楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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