こんにちは!malcoです。
7月に入りました。が、もう8月末かという暑さ。
数年前まで7月は冷房なしで過ごせていたのに、今年はすでに一日中冷房をつけてます。
暑くて外に出られない時は、家でドラマが一番なんだけど。
電気代がやばいなぁ´д` ;
そんなわけで、2025年春ドラマのまとめ感想です。
ブログ内で感想を書いていなかったドラマも含めて振り返り、感想をまとめたいと思います。
各ドラマとも、ネタバレを含みますので、視聴がまだの方はご注意ください。
2025年春ドラマ振り返りまとめ感想
あなたを奪ったその日から
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
なかなか攻めたストーリーでしたね〜。
誘拐した子を中学生になるまで育てるなんて思っていなかったので、本当に意外な展開でした。
誘拐後も同じ地域に住み続け、職場も変えずに美海を隠し続けられて、いろいろツッコミどころはありましたが、同じ母親としては号泣必死のシーンがたくさんありました。
最後は、誘拐犯と誘拐された子が一緒に暮らし続けることができるという、なんとも寛大な結末。
どんな事情があろと罪を犯したからには罰を受けるべきという作品が多い中で、かなり思い切った結末にしましたね。
賛否両論ありそうですが、私はこれはこれで良かったんじゃないかと思います。
明るみに出すべき真実もあるけど、そうするべきじゃない真実もある。そう思います。
まぁ、誰かが調べればすぐに明るみになりそうな危うさはありますけどね。
ともかく、美海の幸せが一番なので、もう一度お母さんと暮らせて良かったな〜。
今後も幸せに暮らしていってほしいです。
旭は、娘が奪われて、自分のことを忘れられてしまい、奪われた時間は戻らないし、悔しいし許せないという気持ちは共感できました。
でも、紘美は灯を奪われて、もう二度と取り戻せないんだから、「あなたに責める権利ありますっけ?」って感じでしたね。
一番可哀想なのは玖村でした。
玖村が「人生終わった」のは、完全に梨々子のデマのせいですもんね。責任は全て梨々子にあるわけですよ。
何なら、玖村がSNSに誘拐事件や食品事故の真相を暴露したのだって、梨々子のせいで「人生終わった」ことが原因なわけですよ。
それなのに、梨々子はよく「お互い頑張ろう」なんて言えたよな〜。
どうしてそんなに無責任なんだろう。
ちゃんと謝るべきだし、旭が「娘がSNSにデマを載せました」と公式で謝罪するくらいやってほしいですね。
そこは玖村が裁判でも起こせばいいのか。
結城親子が「実はいい人たちだった」という雰囲気になってましたが、果たして本当にそうなのか。
そこは疑問が残るものの、全体としてはとても面白かったと思います。
夫よ、死んでくれないか
夫婦間のトラブルから、妻が夫に殺意を抱いていくというドラマでした。
タイトルと「世の夫たちよ、震えて眠れ」というキャッチコピーから、妻が夫をどんどん追い込んでいくようなサスペンスホラーを想像していたのですが、全然違ってました。
妻たちが、全く怖くない。
アホだな〜と思える行動が多くてヒヤヒヤはしたけど、夫が震えて眠らないといけなくなるような展開はありませんでした。
麻矢も友里香も、その場しのぎで突発的な行動が多かったのが原因かな。
綿密に計画を立てて、虎視眈々とその時を待つような計画性や忍耐力はなさそうなキャラでした。
一応殺害計画は立ててましたけど、殺害を実行する友里香が「上手くやれそう」なタイプじゃなかったですもんね。
それに、計画を立てても、それぞれに自分の事情を優先させてしまうので、全然協力的じゃなくて。
夫殺害に対する恐怖より、3人の友情の軽薄さの方が怖いなと思いました。
傍目には仲が良さそうな3人組なのに、実は3人とも自分のことしか考えてないという関係性は、あの3人の繋がりはあくまで「過去の共犯」であって、友情ではなかったという証だったのかも。
夫たちは、個性が強めでした。
特に弘毅がね^^;
気持ち悪いような、面白いような、可愛らしいような。
束縛夫なので、本来は恐怖感を植え付ける人物なんだと思いますが、面白かったり可愛らしかったりしたのは、高橋さんの演技の賜物かな。
哲也も光博も、見ていて腹立たしいキャラだったので、弘毅だけが救いだったなと思います。
対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜
現代の家庭トラブルが、しっかり反映されていたドラマでした。
子育てあるあるも詰まっていましたね。
子ども、家族、仕事、自分の時間。
人によって、大切なものに対する気持ちのウェイトが違うんだろうな〜と思います。
でも、そのウェイトの大きさは、社会の価値観によって左右させられてしまう。
それが苦しみの元なのかな〜と考えさせられました。
どんな世界でも、どんな国でも、どんな時代でも、人間同士の価値観の違いが争いを生むんですね〜(ー ー;)
お互いの立場を理解するための要員として、中谷というキャラはうってつけだったし、面白いキャラでした。
世の中の専業主婦に対する不満を中谷に言わせる。しかし、中谷自身が専業主夫になって苦労をすることで、互いの立場を理解し合うことの大切さを描く。
すごく上手く出来ていたと思います。
中谷は腹の立つところもありましたが、一生懸命で可愛いところもあって、憎めないキャラ具合が絶妙でした。
そして、最後には一番成長が感じられて、なんだか感無量でした。
それから、子役ちゃんたちの演技が素晴らしかったです。
特に苺ちゃんは、最初の頃は少し硬かったように感じてましたが、終盤ごろには撮影や共演者にも慣れたのか、可愛さ全開でした。
天久鷹央の推理カルテ
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
あまり期待せずに見たんですが、思ったよりも面白かったです。
鷹央のキャラがイマイチ好きになれませんでしたが、小鳥遊のツッコミがあるとまた違って見えるというか。
あのコンビがあってこその面白さだったと思います。
ストーリーや推理も面白かったですね。
推理で病気に診断をつけるだけのものから、殺人事件を解決してしまうものまで幅広くて、いろんな推理があって楽しかったです。
医学用語が飛び交って、素人には「本当にそうなのか」分からない内容が多かったですが、だからこそ素直に「なるほどな〜そうなのか〜」と思えたのかも。
医療知識のある人にはどう見えたのかは分かりませんけど^^;
気楽に見られる「ちょうど良さ」はあったと思います。
また鷹央と小鳥遊のコンビが見たいな。
いつでも続編が作れそうな終わり方だったので、また期待しておきたいと思います。
恋は闇
ガッツリ考察もののドラマでしたね。
毎週毎週いろんな怪しさを残してくれて、驚きの展開も用意してくれていて、とても楽しめました。
すごいなと思ったところは、真犯人フラグやあな番の制作スタッフさんの作品ということで、「考察され慣れている」感じがしたところ。
大変上から目線で失礼な言い方かもしれませんが、制作側も経験値がアップしている…!という印象でした。
そんな作品が出てきたのか〜と思うと、次回以降が楽しみなような恐ろしいような。
今回は一応犯人を当てられたけど、もう次はないかも…。
まぁしかし、考察好きとしてはそういうのも楽しいですね。
こういう考察もののドラマは、事件や伏線ばかりに目がいくので、ドラマの本筋や内容にあまり興味を持てないことが多くなってしまいます。
このドラマも多少そういう部分がありましたが、そんな中でも恋愛が中心になってるのは割と見やすかったように感じました。
主人公の二人が仲睦まじくて微笑ましかったですし、何より、浩暉がかっこ良すぎました。
終わってしまって、さらに刑務所に入ってしまったのもあって、なんだか浩暉ロスです。
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PJ〜航空救難団〜
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
今シーズン一番の面白いドラマだったと思います。
泣いたし、笑ったし、感動したし。
本当にすごい作品でした。
PJの訓練生たちが何のために厳しい訓練に耐えるのか、教官たちが何のために厳しい訓練を強いるのか、その「意味」に終始焦点が当てられていて、答えもきちんと提示してもらえて、全体を通して説得力のある仕上がりになっていたと思います。
仁科が殉職したのが辛かったですね。
あと1分、数十秒早ければ、スムーズに準備できていれば、救えた命があるかもしれない。
そんな宇佐美の話が印象的でした。
そこまで背負って現場に向かっているのだと思うと、泣けて泣けて仕方ありませんでした。
容赦のない自然、いつやってくるか分からないタイムリミット。
そんな人間の力ではどうにもならないものに抗い、闘っている姿が、カッコ良くもあり、頼もしくもあり、切なくもありました。
全体を通して秀逸なストーリーでしたが、キャラクターも素晴らしかったと思います。
宇佐美教官が本当に本当にチャーミングで。
家族全員で見ていたのですが、家族全員宇佐美教官が大好きでした。
剣道をやってる長男は「あんなに愛情がある指導者なら、厳しくてもついて行く」と言ってました^^;
実際にあの訓練について行くのは無理でしょうけど^^;
でも、そう思わせるものが、宇佐美教官にはありましたよね。
訓練生のそれぞれの成長も良かったですし、勇菜の成長も見応えがありました。
勇菜が父親を尊敬し始めて、距離感が縮まっていく様子も、見ていて微笑ましかったです。
訓練生が外食すると「いただきます」の声が大きすぎて目立つとか、そんな細かい描写も好きでした。
訓練のシーンが本当に厳しくて、ドラマとは思えない迫力だったのも、この作品の魅力だったと思います。
役を演じているというより、本当に厳しい訓練に耐えているようなシーンが多かったですから。
役者さんたちは、かなり鍛えてから撮影に臨んだんだろうな〜。
キツかっただろうし、辛かっただろうけど、おかげで、いろんな感情を味わえました。
それから、自衛隊の方達へのリスペクトの気持ちも、これまでより大きくなりました。
撮影に耐えたキャストの皆さん、本当にあっぱれだ!
波うららかに、めおと日和
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
ほんわかしたドラマでしたね。
一応、ラブコメになるのかな。
コメディ感はそんなに強くなかったですが。
主人公二人の距離感にムズムズしました。
昭和の恋愛観がよく分からないですが、いつまで経っても初々しくて。
この二人はいつまでよそよそしいんだろうと思って見ていましたが、最終回で「結婚して1年経つのに、一緒にいたのは数ヶ月」という瀧のセリフを聞いて、なるほど、だからいつまで経っても距離が縮まらないんだと納得できました。
他人だったところから始まって、距離を縮めたくてもその時間がない。
そんな切ない夫婦関係ですが、それでも確実に信頼を深めていましたし、少しずつ距離を縮めていく様子がよく分ったので、その辺りはとても好感が持てました。
時代設定的に、もっと戦争に突入していく感じになるのかと思いましたが、そこまで深掘りされませんでしたね。
戦争が始まってしまうと当分は終わらないので、まぁ、1シーズンでは描き切れそうにないですもんね。
中途半端なところで終わるよりは、このくらいでちょうど良かったのかも。
原作漫画はまだ続いてるようなので、瀧と深見の行く末がどうなるのか、気になるところです。
本田響也くんは、近いうちに大ブレイクしそうな予感がする俳優さんだなと思いました。
びっくりするくらい男前でした。
失踪人捜索〜消えた真実〜
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
面白かったような、そうでもなかったような。
内容としては面白くなりそうなのに、盛り上がりきらない感じで、少し残念な印象の作品になってしまいました。
妙な間が多かったり、真面目なキャラが多すぎてコメディシーンが活きてなかったり。
ペースもあまり良くなかったかな。
主人公が働かないのが気になりましたね。
指示だけはパパッと出すのに、本人はいつも机に座ったり、ボードの前で突っ立ってぼーっと考え事してる。
主人公の動きが少ないのが、ストーリーの勢いを失速させていたような気がします。
ちょっと的外れな展開もありました。
終盤では、料亭に乗り込んで、証拠もないのに黒幕に自白を求めるという謎展開。
いやいや、無理でしょ。
随所にもう少し工夫が欲しい作品でした。
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イグナイト〜法の無法者〜
全体的にカッコ良くて、映像も音楽も演出も洗練されている感じはしたんですが。
カッコ良くしすぎてる感があって、私としては、逆にちょっと引いてしまったかな。
B'zの主題歌とか、ホント最高だったんですけどね。
ドラマの世界観とも合っていて、流れるタイミングもバッチリでした。
なんだけど、全体的にスマートすぎたというか。
もっと泥臭くても良かったかも。
事故のシーンから物語を始めて、轟の悲しみと同時進行で、宇崎親子が世間のバッシングにあって苦労していく様子とか、宇崎が弁護士になるために努力するところとか、血反吐を吐くような暗いシーンを、さらりと流すんじゃなくてちゃんと描いて欲しかったですね。
ストーリー展開も一話一話おもしろい構成ではあったんですが、ピース法律事務所のやり方が鮮やかすぎて、一話の中であっという間に解決してしまって、物足りなかったです。
最終回の感想でも書きましたが、水戸黄門とか必殺仕事人とか、時代劇的な予定調和があったと思います。
安心して見られるという点では良いのかもしれませんが、安心して見たいタイプの作品ではなかった気がします。
なんで私が神説教
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
主人公の説教を聞かされるんだろうな〜というタイトルを見て、正直めんどくさいな〜って思っちゃいましたね。
どんなに「神」がついたって、「説教」って書かれて「楽しそう」とはならないですよね。
誰だって説教されるのは嫌なんじゃないかと。
そんな感じだったので、最初は見る予定にしてなかったんですが、ある日時間が空いたのでちょっと見てみると、思っていたよりも面白くて、説教も嫌じゃなかったです。
どころか、静先生のお説教授業はとても興味深い内容でした。
タイトルで損してる気がしますね。
静の説教もさることながら、生徒からの相談を面倒くさがるモノローグも共感が持てて、面白かったです。
面倒くさがりながらも、なんだかんだで生徒の悩みに向き合ってしまう静の人間性も好きでした。
静以外にも、常にどこかがズレている浦見先生や、意外と生徒思いで真面目な大口先生など、おもしろキャラもたくさんいて、最終回まで飽きることなく見続けられました。
キャスター
報道をテーマにしたドラマでしたが、純粋な報道の話ではありませんでしたね。
キャスターという名の探偵ものというか、刑事ものというか。
普通なら刑事ドラマや推理ドラマと呼ばれる類のストーリーを、テレビ局員やキャスターという職業の人たちで構成しただけでした。
一話一話のストーリーとしては、二転三転していく意外性のある展開が多かったので、スピード感はあったし、ハラハラもできたしで、見始めるとそれなりに面白く最後まで見られましたが、あまりに複雑になりすぎていて疲れる回もありました。
一番の問題点は、スクープにほぼ身内が絡んでいること。
テレビ局内部の犯行だったり、事件にスタッフの身内や知人が絡んでいたりして、そのツテでスクープが取れたり、情報が得られたりするという展開ばかりで、身内が事件に絡んでたからスクープが取れたんじゃないの?と思うことが多かったです。
実際はどうなんでしょうかね。
人脈が命で、ツテがないとスクープが取れないってことなんでしょうか。
記者経験がないのでよく分かりませんが。
意外性のあるストーリー作りばかりに目を向けて、大切なところを見落としている気がする作品だったという印象でした。
2025年春ドラマは
今シーズンは、連ドラ11本+朝ドラ+大河ドラマも見てるので、合計13本の視聴でした。
「人事の人見」は2話でリタイア、「Dr.アシュラ」は1話も見切れずにリタイアしてしまいました。
医療モノで、救急を受けるなと言われてるのに受け入れるドクターという設定が、もうお腹いっぱいで。
ダントツで面白かったのは「PJ」ですね。
「恋は闇」「あなたを奪ったその日から」も、次回が気になる構成でした。
「あな奪」はあまりない設定とテーマだったので飽きずに見られましたし、「恋は闇」は考察を楽しめました。1シーズンに1作品は考察モノで盛り上がりたいですね。
2025年夏ドラマは
来シーズンは…うーん、これっていうのがないんですよね〜。
強いて言うなら「放送局占拠」でしょうか。
また占拠されるんかい!と思いつつ、子どもたちが見る気満々です。
あとは1〜2話を見て、見続けるか決めていこうかなと思います。
来シーズンも素敵な作品に出会えますように。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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