こんにちは!malcoです。
春ですね。眠いです。
そして皮膚がかゆいです。洗濯物が外に干せません。
さて、私が観ていた2022年冬ドラマが全て最終回を迎えました。
ブログ内で感想を書いていなかったドラマも含めて振り返り、感想をまとめたいと思います。
ネタバレを含む感想ですので、視聴がまだの方はご注意ください。
2022年冬ドラマ振り返りまとめ感想
ミステリと言う勿れ
これは、かなり好きなタイプのドラマでした。
登場人物も、全体の雰囲気も映像も、劇伴も好きでした。
ストーリー展開も毎回何かしらの工夫や意外性があって、飽きなくて良かったです。
何より、整のキャラクターが最高でした。
博学で話が長くて理屈っぽい主人公。最高( ̄∀ ̄)
ハッとさせられることやら、納得させられることやら、いっぱいありました。
菅田将暉さんが、このドラマの雰囲気に合いすぎでしたね。
正直、あまり好きな俳優さんではなかったんですけど。
このドラマで、だいぶ変わりました。
たまに、これ見よがしに「感動してね」という演出が入るのが、盛り下がったかな〜。
あれさえなければ。
風呂光さんについて、原作ファンがボロクソに書いているのをネットでよく目にしたのですが、原作を読んでいない私には何が悪いのか分かりませんでした。
まぁ、ちょっと暗い人だったので。池本とセットで出てきてくれたらいいのに、とは思いましたけど。
新米刑事が羨望の眼差しで見る相手が、先輩刑事ではなく学生という滑稽さが、なかなか好きでしたよ。
彼女の成長みたいなのが組み込まれていたのも興味深かったです。
最終回は、ものすごい中途半端なところで終わってしまって、話題騒然でしたね。
ビックリしましたが、同時に「続いてくれる」という喜びもありました。
あとは、なる早で続編決定の吉報をお願いしたいものです。
ファイトソング
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
岡田惠和さんの脚本がちょっと苦手で。感想はあまり書きたくないなと思い、視聴だけにしました。
感想としては、思った通りやっぱり苦手でした。
何が苦手って、会話が面白いと思えないところかな。
この作品を機に、私はストーリー自体よりも、会話劇の面白さとキャラの魅力を重視して作品を見ているんだなと、はっきり自覚できました。
まず嫌いな点として「あ、え?うーんと、あっ、いや、その…」みたいなやり取りが長くて、多くて、イライラする。
それから、主人公の花枝も、相手役である芦田も、キャラとしてあまり好きなれませんでした。
慎吾はギリ好感持てたかな。でも最後の方はちょっと面倒臭くなってました。
でも、下手したら痛いキャラになっていたと思うので、菊池風磨くんはよく頑張ったと思います。
好きだと思えたキャラは、凛ちゃんと迫さん。
特に凛ちゃんは、態度は悪いけど何気に思いやりがあって素敵でした。
だいぶ酷評になってますが、こんな私でも最終回付近は号泣でした。
一番泣いたのは、花枝が聴覚を失っていたことを芦田が知った時かなぁ。
ヒロインに課せられた試練やら、出会ったのがミュージシャンであるという皮肉な運命やら。
あの瞬間に、これまでの色んな偶然や幸せや不幸せが、ガチッと噛み合った感じがしました。
それから最終回での、歌う芦田の体から花枝が振動を感じて「聴く」というシーンも素敵でした。
感動できるシーンや展開を作るのは上手でしたし、全体のストーリー自体も面白かったと思います。
ムチャブリ!私が社長になるなんて
この作品は、始まる前は全く期待していなかっただけに、想像以上に面白くて驚きました。
お仕事パートはざっくりで拍子抜けする部分もありましたが、コメディとしてテンポが良かったし、会話も面白かったし、キャラも好きでした。(この点で、ファイトソングの評価と真逆ですね笑)
そうは言っても、これまで見たラブコメの中で上位に来るほどの面白さではないのだけれど。
それでも毎回かなり笑わせてもらいましたし、毎週観るのも楽しみにしていました。
雛子と大牙のやり取りが一番好きでした。良いコンビ。
浅海は思ったより出番が少なかったです。終盤では雛子の家に転がり込んで、惚けた行動の多さに笑えたので、もっと早くに出て来てくれれば良かったのにと思いました。
あまり深く考えずに観られるコメディ。
こういうのが1シーズンに1本あってくれると、有り難いなと思えるドラマでした。
となりのチカラ
正直な話、観るのがだんだん苦痛になっていって、次回こそリタイアしようか…と毎回思いながら見ていました。
でも、途中で止めるというのがちょっぴり苦手な性分で。
結局最後まで観てしまいました。
苦痛だと思ってまで観る必要なんてないんですけどね。
何がいけなかったのかと考えたのですが、出てくるキャラクターがどれもこれも好きになれなかったことが一番の原因かな。
チカラは常にオドオドしてオロオロしてハッキリしなくて。
灯は常に怒ってツンケンしていて。
マンション内は常に揉めていて、みんな自分勝手で。
興味深い社会問題が取り上げられていましたが、それに対する答えも結末もヌルッとしていて中途半端で。
残酷な現実を突きつけられて愕然とすることもなければ、ドラマティックな展開に感動することもなく。
たまにクスッと笑えることは、ありましたけどね。
感想を書くときに、貶さないように考えるのが大変だった…というのが本音です。
にべもない言い方ですみません。
松潤は面白いドラマに出る印象があったので期待していたのに、今回はハズレだったなという印象。
残念でした。
妻、小学生になる。
初期の頃はどうなることかと思っていましたが。
気がつけばいつの間にか面白くなっていたし、意外性もあったし、笑えたし、泣けたし。
なかなかの良作だったと思います。
特に、万理華の家の事情が明かされた頃から、一気に面白くなったかな。
万理華と千嘉の関係、貴恵と千嘉の関係。それぞれに見応えがありました。
生まれ変わりの話かと思っていたら、違っていたという展開も引き込まれました。
実はマスターが見えていたりね。
貴恵の周りの人たちが、あまりにも貴恵に依存しすぎていて「情けない」と思わされることも多々ありましたが、その分、貴恵の存在感がグッと増しました。
しかも、大人たちに寄ってたかって依存される役を、10歳の子役がやってのけるというミラクル。
毎田暖乃ちゃんのキャパシティに驚かされたドラマでした。
愛しい嘘〜優しい闇〜
ブログでの感想は書いていませんでしたが、観てました。
ありがちな深夜帯のサスペンスドラマといった印象。
雨宮が別人というのは予想通りでしたが、整形で成り代わるという、ひと昔前のドラマのような展開だったのには、ちょっと驚きました。
原作が漫画だと知って、なるほどといった感じ。
中野くんはちゃんと良い人そうに見えたのに、本物の雨宮くんはめっちゃ怖かったなぁ。
ラストに野瀬夫が出て来て、全てを持っていってしまいました。
すっかり存在を忘れていたので、なかなかの衝撃を受けましたよ。
主人公が波瑠さんだったのが、私の中ではイマイチ。
波瑠さんは好きな女優さんなのですが、この役をするには華やかすぎるというか。
地味で内気な女性が事件が起きる中で強くなっていくという役柄でしたが、波瑠さんは全然地味ではないし、漫画家のアシスタントのリエちゃん(だったかな?)からバカにされるような女性にも見えないし。
もうちょっと地味な人でも良かったかなと思います。
全体的には楽しめました。
奇を衒わない、こういうベタなサスペンスもたまには良いですね。
逃亡医F
このドラマは初回からブッ飛ばして来ましたよね〜。
そもそもドラマが始まる前の段階で、全く期待はしていなかったんです。
その上、初回から気持ち悪かったりハチャメチャすぎたりで、最初は「無理かも…」と思いました。
ところが見ていくうちに、キャラたちに愛着が持てるようになってしまって。
最初から期待させられていたら「裏切られた感」が凄かったんでしょうけど、期待せずに観たせいか「その割に意外と楽しめた」という印象です。
世間的にも、最初は「ひどい」という意見が多かったようですが、リアリティのなさとツッコミどころの多さに、徐々に「逆におもしろい」と感じる視聴者が増えていき、最終的には「離脱しなくて良かった」というコメントもあました。
ハッとさせられるセリフとかもあって、ドラマのハチャメチャ具合とのギャップも良かったです。
一番印象に残ったというか、忘れられないキャラは佐々木かなぁ。
ヤスケンさん…怪演という言葉では足りないくらいの演技でした。
うーん。しばらくトラウマになるかも…。
来シーズンの「未来への10カウント」で、佐々木の印象が拭えたら良いんですけどね。
DCU
今シーズンの中で、一番ガッカリ度が高かったのがこのドラマ。
単純に「思ってたんと違う」という印象。
やっぱり、始まる前の時点で期待しすぎてしまったというのが大きいです。
キャストは好きな役者さんが揃っていただけに、残念でなりません。
なんで海保なのか。そこが最初から最後まで疑問でした。
ダイバーの話なのに、思ったほど潜らず。
そもそもこの寒い季節に、なんで夏向きなダイバーの話なのかも疑問で。
水に絡めてあったのも無理やり感がすごくて。
ダイバーならではのエピソードもありましたが、海保である必要性までは感じられず。
海保とかダイバーとか、そういう初期設定を気にしなければ、それなりに面白かったと思うのですが。
海保が題材になっている作品として「海猿」が君臨する限り、それを超えられる作品を作らないと評価されないようにも思いました。
真犯人フラグ
やっと終わった…。
長かったですね。半年間ヤキモキさせられました。
しかし、毎回ハラハラして「どうなるの?」と驚かされて、楽しかったです。
考察もおもしろかったのですが、半年分の謎というのは莫大すぎて。
途中から何度か「もう無理だ…」となりましたよ。
最終的にバッドエンド…。
そこが一番の衝撃でした。
子どもたちが無事で戻って来たことと、真帆の手がかりがちょいちょい出ていたことで、すっかり「生きている」と思わされていました。
まさか、最初から既に死んでいたとは…。
この予測をしていた人は少なかっただろうと思います。
真犯人の殺害動機は残念でした。
河村は良い人だと思っていたのにな〜。
というか、凌介に対して「幸せになってもらわないと困る」なんて言っていた、あの言葉は何だったのかと。
今となっては腹立たしい思いです。
二宮さんをずっと疑っていた私ですが、最後まで可愛かったですね。
芳根京子さんがラストで豹変…とかにならなくて、良かったなと思います。
2022年冬ドラマは
今シーズンは9本視聴。
一番楽しみだったドラマは「ミステリと言う勿れ」です。
初回から最終回まで継続してダントツでした。
それ以外は「逃亡医F」「妻、小学生になる。」「ムチャブリ」など、放送開始前や初回の印象は悪かったのに、観てみたら意外と面白かった作品と、逆に「DCU」や「となりのチカラ」など、放送開始前の期待を大幅に裏切られた作品に分かれた印象でした。
思い返せば「逃亡医F」も「DCU」も、ドラマとしてはそれなりに同じくらい面白く見られていた気がするのに、最終的に「逃亡医F」の方が好感が持てたのは、放送前の期待感の違いだと思います。
視聴者をあまりに期待させるような広告は打つべきではないなと、改めて感じたシーズンでした。
2022年春ドラマは
すっかり4月になってしまったので、来シーズンのドラマもほぼ出揃っていますね。
今のところ気になっているのは「未来への10カウント」と「悪女(わる)」です。
「未来への10カウント」は、キムタク主演のボクシングスポ根ドラマです。
もうすぐ50歳になろうというキムタクがボクサー?!
と思ってよくよく内容を確認すると、ボクシング部のコーチの役なんですね。
つまり?ボクシングはやるのか、やらないのか?
元アマチュアボクサーなので、若かりし頃のボクシングシーンも出てくるのかな?
回想シーンは本人がやるのか、若手のジャニタレに譲るのか?
今田美桜ちゃん主演の「悪女(わる)」は、30年以上も前に作られた漫画のドラマ化。ちなみに漫画は未読です。
原作が開始したのは昭和なんですよ。
価値観も文明も違うこの令和の時代に。
本当に大丈夫なのか…。ロゴとかだいぶ古くさいけど…。
平成に一度ドラマ化されてるってことは、よほど面白い漫画なのかな?
…そんな感じで、この2作品はいろんな意味で気になっています。(面白いかどうかは分からんけど)
その他「元彼の遺言状」や「ナンバMG5」、久々の「金田一少年の事件簿」なども楽しみにしています。
来シーズンも面白い作品に出会えるでしょうか。
期待を胸に、放送開始を待ちたいと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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