こんにちは!malcoです。
「トップナイフ 天才脳外科医の条件」第10話(最終回)が放送されました。
最終回だよね?って疑うほど、あっさりした終わり方でしたね(・・;)
以下、ネタバレを含む感想です。視聴がまだの方はご注意ください。
今回の症例
前回に引き続き、脳腫瘍の今出川(三浦友和)の奥さんと、頭に鉄骨が刺さって救急搬送された少年の話でした。
今出川の奥さんは、ついに手術をしました。手術中に全身痙攣を起こしてヒヤッとしましたが、手術は無事に終了。数日後に意識も戻りました。
頭に鉄骨が刺さった少年は、カプグラ妄想という症状が出ました。脳内の視覚と感情の回線が途切れているため、母親の顔は認識できても親しみを感じることができず、宇宙人だと思ってしまうという症状でした。
最終回までモヤッと
今出川の奥さんは、手術が無事終わって意識も戻って良かったです。
でも、カプグラ妄想の少年は、どうなったんだろう。倒れて手術して、意識は戻ったけど、カプグラ妄想は治ったのかな? それとも音(声)なら母親として認識されるから頑張ってね、みたいな終わり方だったのかな?
本当に最終回だったのか…
9話の方が盛り上がってたような。
なんで、今出川の奥さんの後に、あの少年の話を持ってきたんだろう。奥さんの手術を最後に持ってきた方が、盛り上がったまま終われたような気がします。
そして、個々のエピソード…。
深山(天海祐希)は、いろいろスッキリできました。部長職に就いてもオペするぞ宣言したし、子どもには親として背中を見せられたし。
娘の真実との関係については、様々な意見がありそうですが、個人的にはこういう形もアリかなと思いました。普通に考えれば、母親が子どもの世話をしないなんて不幸でしかないんですが、大人の階段を登っている今の真実にとっては、お母さんは尊敬すべき存在なのでしょう。母親としてはダメでも、社会を支える1人の人間としては立派です。
さよならまではしなくても、また会いに来ればいいじゃーんとは思いましたが(;ω;)
しかし、他の人たちは?
で、幸子(広瀬アリス)は来島(古川雄大)に告ったけど、うやむやに。
そいで、自分が凡人だと悟った西郡(永山絢斗)は、特に存在感もなく。
うーん。なんか締まらん感じで終わったな(ー ー;)
初期の頃はいがみ合っていたドクターたちが、最後にはチームワークも良くなってみんなで完璧なオペをして…という最終回感を出していたのは、ちょっと分かりました。
でも、それぞれの登場人物の着地点が見えないままというか。
視聴者側に投げるにしても、ぞんざい過ぎるし、最終回の余韻みたいなのは一切なく…。
脳外科医にそんな暇はないってことかな?
最終的に、このドラマが今季で一番残念なドラマになってしまいました。
おもしろかった回や感動したシーンもあったんですけど、全体を通してモヤッとしすぎていて、最終回!って盛り上がりもなくて、普通にオペして終わりっていう。
これが7話か8話くらいの話でも、そんなに違和感ないんじゃないかな。
終わり良ければ全て良しって言うけど、まさにその通り。最後が締まらないと、作品全体がぼやけてしまうもんですね。
残念(;ω;)
そんでHuluについては、もう触れないよ( ̄∀ ̄)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
★第9話の感想はこちら