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ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」第1話 感想

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こんにちは!malcoです。

 

「刑事と検事 所轄と地検の24時」第1話が放送されました。

もうちょっと気取った感じになるかと思ってたんですが、私好みのコメディ色強めのドラマでした。主人公2人は濃すぎるし、サブキャラたちもいい人が多くて、安心して観られました。会話のテンポも良くて、おもしろかったです!

以下、あらすじはありませんが、ネタバレ含む感想です。視聴がまだの方はご注意ください。

 

 

 

主人公2人。暑苦しいのと、めんどくさいの

こういう風に対立すると、大抵どっちか好みの方に肩入れしたくなるもんですが、 今回はどっちも同じレベルのウザキャラで(^^;…甲乙付けられませんでした。

仲井戸豪太(桐谷健太)は熱血漢で、泣いたり怒ったり調子に乗ったり、常に全力で暑苦しい性格でした。

先日放送されたスペシャルドラマ「教場」を観たばかりなので、よく警察官になれたなこの人って思っちゃいました(-。-;

真島修平(東出昌大)は、インテリエリートを気取っていますが、本性は見栄っ張りで負けず嫌いですぐムキになる、子供っぽくてめんどくさい性格でした。

やけにポルトガルにこだわってたのは何故でしょう。それとも毎回国が変わったりして。次回は何を言い出すのかちょっと楽しみです。

仲井戸と真島のケンカが大人気なさすぎましたね。うちの息子たちのようでした。「オレの方が先だったもんね〜」みたいな。

ドラマなのでおもしろがって見てられますが、実際にあんなのが家族や上司にいたら、めんどくさいだろうと思います。仲井戸の妹・みなみ(比嘉愛未)が、ちょっとかわいそうでした( ̄▽ ̄;)

1話終了の時点では、この先絶対に分かり合えないような雰囲気でしたが、公式HPに「バディ」と銘打ってあるからには、一緒に事件に挑んでいき、それなりの信頼関係を築いていくのでしょうか。「ケンカするほど仲がいい」的な感じなるのかな。今後の2人の関係性の変化が楽しみです。

 

事件について

普通の刑事ドラマでは犯人逮捕でストーリーが終わりますが、このドラマは犯人逮捕して、送検、起訴までが1話の中に詰め込まれ、さらにそこに人間模様なども盛り込まれるので、事件の解決があっという間でした。ひょっとしたら今後、裁判までやる可能性もあるわけで、そうすると事件自体は相当に駆け足になりそうです。事件発生から起訴・裁判までの、この長いプロセスがどう描かれていくのか、注目していきたいと思います。

 

1話の事件では、仲井戸の元教え子が連続空き巣犯だったという展開でした。仲井戸がついつい犯人側の関係者みたいな立ち位置になってしまう気持ちも分かるし、「犯罪者を擁護するのか」と怒る真島の言い分も当然でした。

真島は「大きな事件を扱いたい」という野望があったようですが、最後はきちんと法律家として法と証拠に基づいた判断を下すことができて、安心しました。ただ、事件を蒸し返したことで、亡くなったおじいさんの家族はこの先ずっとモヤモヤし続けることになります。ひょっとして殺されたのかもしれないと。それを考えると、部長検事・樫村(柳葉敏郎)が言うように、警察の調書を見た時点で「強盗殺人では立件できない」と見通しを立てられていれば、こんな事にはならなかったでしょう。検事というのは、被疑者だけでなく全ての事件関係者の人生を左右してしまう仕事なんですね。しんどい仕事だな〜(;ω;)

しかしながら、最後に真島とみなみが被疑者に言ったセリフを聞いて、真島は良い検事になりそうだと思えました。

「運が良かったとは思わないでくださいね。同じことを繰り返せば、あなたはいずれ大きな罪を犯すことになるでしょう」

 

コミカルで気楽に観られるけれど、きちんとメッセージ性もあるドラマでした。次回も楽しみです!

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

第2話の感想はこちら

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