現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

デザイナーの苦悩 〜クリスマス会のポスター作り〜

こんにちは!malcoです。

もうすぐクリスマスですね。

うちの旦那は少し前からクリスマス会のポスターを作っていました。旦那は介護施設で働いているのですが、その施設で催されるクリスマス会のポスターです。

え?旦那は何の仕事してるのかって?

リハビリアシスタントの仕事ですよ。事務員でも広報でもありません(^^;

前職が広告関係の仕事でMacオペレータのような仕事をしていたので、今の職場でもお知らせ用の簡単なポスターなどを依頼されて作っているのです。

でも、これって完全に時間外なんです。だって仕事が終わってから、家で作ってますから。職務内容とも全然違うし。つまりは完全なる善意ってことになりますね。

今回はそんなクリスマスポスター作りのお話です。

 

クリスマス会のポスター作り

ポスターデザインの指示 

そのクリスマス会は施設をあげての大々的な催しで、かなり力が入っているようです。そこで、ポスターの出来にも、理事長やら事務方のお偉いさんなどから厳しくも細かい指示が何度も来るのです。デザインがイヤだとか、タイトルを目立たせろとか、文字が小さいとか文字が多いとかいろいろ。(あくまで善意で作っています)

旦那も仕事が終わってから家で作っているため、容赦なく入ってくる指示にだんだんと嫌気がさして来て、「もう無理」となりました。

仕方なく、私がデザイン修正を手伝うことに。私も以前はデザイン事務所で働いていたり、求人広告を作ったりしていて、一応のデザイン経験やオペレータ経験はあるのです。

とはいえブランクもありますし、そんなにすごい一流デザイナーとかでもなかったので、自信はなかったのですが、どうにか指示通りに仕上げました。

修正したデータを旦那が職場に持って行き、見せると「お、なかなかいいね」という言葉が返って来たそうで、これでやっと終わりかなと思ったら、甘かった。

今度は、今まで気に留めていなかった施設のロゴバランスやら、数字を頭揃えにしろとか、タイトルのメッセージ性が伝わってこないとか、またまたいろんな指示が入りました。(あくまで善意で作っています)

 

クライアントか!

ポスターの一番下に、ロゴマークを入れていました。ちなみに、ロゴは前回のポスターからデータを頂いて、そのままのバランスで、そのままの位置に配置していました。それなのに、なぜかバランスを直せと。基本的に、理事長→事務長→旦那の順で指示が降りてきます。施設名とロゴマークが並んでいるのですが、「ロゴマークの方を目立たせたい。by理事長」「って理事長が言ってるから、たぶん施設名のロゴの文字を細くすればいいと思う。by事務長」だそうです。

しかしですよ。デザイナーからすると、ロゴっていうのは企業の顔なわけで、マークと施設名のバランスはともかく、施設名の文字を細くするっていうのは、ちょっと有り得ないんですよね。しかも、うちはデザイン会社ではなく普通の民家なので、そのロゴと同じフォントなんて、我が家のPCには入ってないんですよ。普通の楷書体の文字に見えますが、フォントを変えてウェイトを落とすと、どうしても印象が変わって見えてしまいます。

 

なので、大元である理事長の「ロゴマークを目立たせたい」という指示のみを採用。施設名を小さくして、ロゴマークを大きく目立たせてバランスをとりました。

すると理事長に見せる前に、事務長が「ロゴの文字細くしてって言ったじゃん!」と激怒。そして「タイトルの文字は緑がいいし!」と怒って、「もう時間がないから取り敢えずこれで貼っておくけど、明日直して来て!」さらには「次はこっちで直せるデータで作ってよ!」だそうです。うちはMacしかなくて、古〜いAdobeイラレで作ってますので。どうもすみません。(あくまで善意で作っています)

さすがに旦那もプンスカ怒りながら帰って来ました。

こちらとしては、べつにお金を頂いているわけでもなく、自分の時間を割いて、何とかお役に立てればと思ってやっているんですけどねぇ…(-。-;

そこまでこだわるのならば、ちゃんとしたデザイン会社に頼む方がいいでしょう。

え?キサーマにプライドはないのかって?

まぁそりゃね、私が完璧なデザイン案を出せればいいんでしょうけど。私がそんなすんごい一流デザイナーだったならば、今頃きっと有名企業のポスターなどを作っていて、今回のポスター制作でも莫大なデザイン料を搾り取っていることでしょう。私は一流デザイナーではなく、一介の主婦なのですよ。

デザイン会社に依頼すれば、素材もフォントも豊富にあるし、イラストだってプロに頼めるし、一流二流三流とデザイナーも選り取り見取りで、どんな無理難題な指示にも笑顔で答えてくれるでしょう。もしくは自分でデザインの勉強をするべきです。今の世の中、探せば便利なアプリがありそうなものだし、アプリの使い方を覚えて、あとは自分の好きに作ればよろしい。

だけど、お金は出したくない、でもクオリティの高いポスターを作りたい、そしてこだわりも捨てたくない、だけど自分では作らない。うーん、どうにもならんな。

 

デザイナーの苦悩

すみません、愚痴ばかりになってしまいましたが。そんなポスター制作をやりながら、大昔に自分が働いていた時のことを思い出しました。

私が思うに、デザインっていうのは基本的に自分でやるのが一番です。他人に依頼すれば、どんなに頑張って希望を伝えても、必ずイメージは損なわれます。他人に自分のイメージを100%伝えることは不可能です。もちろん、期待と想像を超えてくるような一流デザイナーさんもいるのでしょうが。

そして今回は、トップである理事長との間に事務長が入ったことで、さらにややこしくなりました。デザインをする上では、依頼者とデザイナーが直に打ち合わせするのが一番早いのです。なぜなら、間に第三者が介入すると、依頼者の意図がその第三者の意見や想像によって歪められてしまうからです。デザイナーから質問もできませんし、不都合を伝えて理解してもらうこともできません。間に人が入れば入るほど、デザインしにくくなるのです。

私が以前働いていた会社でも、クライアントとオペレータとの間に営業が入って、依頼を受けていました。そうすると、間に入る営業によってはクライアントの指示がうまくこちらに伝わらないことがあったりします。(もちろん、ちゃんと伝えられる営業もいましたよ)

クライアントから「こちらの指示が反映されてないんですけど!」というお叱りの電話を受けることも何度かありました。これが、クライアントと直に話すと「なるほど、そういうことだったんですね」と納得できて、修正後スムーズにOKが出たり、デザイン上の不都合なども説明できて、納得していただけたりするのです。

 

しかし、ここで問題が。デザイナーやオペレータという人種は、内向的だったり、人と接することが苦手な人が多いということです。そうそう、まさに私もそういう人種です( ̄∀ ̄)

私は電話も苦手なので、クライアントと電話で打ち合わせをするのもちょっと恐怖でした。かなり緊張もしました。何度もやりとりをしていて、優しい雰囲気の人ならいいんですけどね。「怖いおじさんだったらどうしよう」とか「何を言ってるのかよく分からないおじさんだったらどうしよう」とか、そんな事ばかり考えていました(^^;

 

知らない人と話すのは怖い、でもクライアントの指示を直接聞いた方が仕事はしやすい。この問題は堂々巡りですね。結局、退職するまで対人に慣れることはなく、この問題も解決しませんでした。

そんなことに頭を悩ませた時期があったな〜。懐かしいです。

40を超えた今、さすがに少しは図太くなっちゃったケドネ(´∀`*)

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。