こんにちは!malcoです。
「ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー」第7話が放送されました。
だんだん核心に迫っている気はしますが、やっぱり分からないことだらけですね。 今週も頭を悩ませてます(^^;;
以下、あらすじはありませんが、ネタバレ含む感想です。視聴がまだの方はご注意ください。
まずは事件の整理
7話で判明したことを整理してみたいと思います。
判明した事実
●ニッポンノワールの人体実験はいくつかのジャンルに分かれている。その1つが人格矯正プログラム。再犯率の高い犯罪者の記憶を改ざんして性格を変えてしまう
●克喜(田野井健)はニッポンノワールの人格矯正プログラムを受けた→自分で志願
●宮城(細田善彦)は人格矯正プログラムの被験者第一号←本当は子どもを殺した殺人鬼?
●星良(入山法子)を殺した宝生も人格矯正プログラムを受けていた。そのカウンセリング通じて星良は組織と関わることになった
分からなかったこと
薫(広末涼子)は、ニッポンノワールの人体実験について、いくつかのジャンルに分かれると言っていました。人格矯正以外の実験とは何なのか、今回明かされることはありませんでした。清春(賀来賢人)は何の実験を受けたのでしょう。克喜の受けた人格矯正とは違う実験なのでしょうか。気になるところです。
公安がなぜ清春を殺害しようとしているのかも、分からないままでした。しかし、政明は「覚醒する前に終わらせなければ」と言っており、さらには清春を殺そうとしていることから、政明が公安に清春殺害の指示を出しているとも考えられます。
また、政明が欲しがっている「例のアレ」とは何のことでしょうか。十億円のことではなさそうですね。
南武(北村一輝)は警視総監から何を言われて引き下がったのかも気になります。ファイター田中には散々「正義のため」と言ってますので、自分の進退や利益のために屈したわけではないと信じたいです。そうなると、やはり息子がらみの事でしょうか。
ちょっぴり考察&感想
薫と才門の関係
USBの中には何も入ってないんじゃないか…なんて言ってましたが、予想に反してかなり確信をついた情報が入っていました。そこでやはり疑問に思うのが、薫はどうやってその情報を入手したのか、という点です。
実験に関して、あそこまで詳細な情報や画像を手に入れるには、ハッキングするか、内部の人間と繋がっていないと難しいと思います。薫が凄腕のハッカー…なんてトンデモ展開は考えにくいので、やはり後者の内部の人間との繋がりが有力です。
そこで浮かんでくるのは才門ですね。才門はニッポンノワールの一員である可能性が高いです。江國(杉本哲太)にNNマークの映像を渡してましたし。才門は星良の意志を継ぎ、組織の全貌を暴くためにニッポンノワールの一員になったと予想しています。仁平など警察幹部に取り入り、ニッポンノワールに潜入し、薫と秘密裏に手を取り合って、捜査していたのだと考えられます。
また、星良が人格矯正された宝生をカウンセリングをした件も、少し気になります。なぜ星良だったのかと考えると、深水がニッポンノワールと関わっていた可能性が出てきます。
才門は死んだのか
7話では才門戦線離脱ということになりました。が、彼は本当に死んでしまったのでしょうか。
才門(井浦新)の死亡を確認したのは名越(工藤阿須加)と医療スタッフ。しかし、どちらもニッポンノワールの息がかかっている可能性があります。なので「死んだことにしておく」こともできたとはず。
才門は、なぜか江國にNNマークの画像を映し出すスマホを渡していました。なんで?って思いますよね。怪しすぎる、才門の行動。清春が江國を襲う事が分かっていたようです。
江國は「才門から何も聞いてないのか」と言ってました。つまり江國は才門から何か聞いてるってこと。そして、才門の指示通りに清春にNNマークを見せて気絶させて、政明のところへ連れて行った…?
全ては才門の筋書き通り。才門は生きているような気がしてなりません。
ニッポンノワールと清春
前述の「政明が清春を消そうとしている」件ですが。
ニッポンノワールは、清春に人体実験をして覚醒するまでの経過を観察しているのだと、6話終わりの時点では思っていました。しかし、ニッポンノワールの一員である政明が清春を殺そうとしているのが、不思議でたまりません。
10億円や「アレ」のありかを清春が知っていて、それを思い出したら殺してしまうとか? でもそれだと、人体実験で清春の記憶を封じた意味が分かりません。そもそも、覚醒する前に終わらせたいのなら、なんで人体実験なんかしたのかって話で…。
覚醒したらどうなるのか全く予想もつかないけど、ニッポンノワールの中に清春を覚醒させようとしている人間と、覚醒を阻止したい人間がいるってことかな??
そうなると、江國にNNマークの映像を渡した才門やガスマスクマンは前者、政明は後者ということになりますね。
才門がニッポンノワールに潜入し、仲間を増やして、ニッポンノワールを二分している可能性も考えられます。
宮城の真実 …からのジョーカー
ここに来て、宮城にスポットが当てられることになりました。宮城は20歳の頃に小さな子どもを殺して、神隠し(ニッポンノワールに拉致された?)にあい、人格矯正プログラムを受けたという、衝撃の過去が発覚。
なぜ「神隠し」なんて表現を使ったんだろうと疑問に思っていたら、「ジョーカー 許されざる捜査官」というドラマで「神隠し」が出てきたらしいのです。な、なに〜〜!!なんだそのドラマは!観てないぞ!と思い、いろいろ調べてみたら!
み、観てた…( ̄◇ ̄;)
うっすら。う〜っすら覚えてる。
確かに、犯人捕まえた後に、強制的にどっかに連れてかれてた。あの背後にニッポンノワールがいたのね。
ケイゾクからのSPECを彷彿させる展開…。なかなか奥が深いです。
エンディングのセリフ付き映像一挙公開
エンディングの映像は大切な誰かとの会話…大外れでした…私の涙を返せ(;´д`)
1話の薫の電話は、克喜との会話だと思われます。ここで気になったのは最後の「ごめんね、さよなら」という言葉。もう、自分が死ぬって分かっているかのようでした。死ぬ覚悟で黒幕と会ったか、自殺の線もありそうですね。
2話の才門はニッポンノワールの誰か、もしくは仁平との会話でしょうか。「例の計画のためにもね」という最後のひと言が気になるところ。
3話は清春と克喜。自分の事を病気だと思うと言っていたので、人格矯正プログラムを受けた記憶は消されているようです。薬に関する話で「実は警察病院で…」の続きが気になりますね。
4話は南武でした。おそらく相手は奥さんかな? 「ヨシトの事、ようやく何か掴めそう」「あいつがいなくなって5年と7ヶ月」おそらく行方不明とされている息子の話でしょう。意味深なセリフは続きます。「このまま何も知らなければ、あいつはどこかで元気に生きてた」これはつまり、子どもが何かあった事を示しています。ひょっとして死んでしまったのか、はたまたニッポンノワールの餌食になってしまったのか。南武に関してはまだまだ謎が多いままですね。
5話はガスマスクマン。警視庁襲撃の指示でした。襲撃に参加したベルムズのメンバーは何かしらの人体実験を受けているようです。「清春はまだ殺すな」「画像を見せて新たな記憶を呼び起こさせろ」というのが引っかかります。「まだ」ってことは、記憶を呼び起こした挙句、最終的には殺してしまう予定? ホント、何で記憶を封じたのか謎すぎる(-。-;「アレを手に入れるため」ここでも「アレ」が出てきました。やはり10億円よりも重要なもののようです。
6話は咲良。清春からの電話でした。才門から渡された電話を使ったようです。誰もいない事を確認して、店の奥の扉を開けようとしました。清春と咲良はあの中に何があるか知ってるの??
7話は宮城と育ての親である叔父さんとの電話でした。叔父さんから教えられていた自分の生い立ちが全て嘘だったようです。ショックですよね〜。警察官として正義のために働いていたはずの自分が、実は殺人犯だったなんて。次回からの彼がどう変わっていくのか、気になりますね。
だんだんと事件の謎が解けていく中、いろんな事が判明するたびに、自分の考察・予想が外れていることも分かってきました。だいぶ外れてますが、まぁいつものことです( ̄∀ ̄)
挫けずに、最終回まで考察を続けていこうと思いますので、ゆる〜い気持ちでお付き合いくださいm(__)m
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。