こんにちは!malcoです。
「119 エマージェンシーコール」第4話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
救急救命士の資格を持っている余呉(一ノ瀬颯)は、命を助けるという行為に強い思い入れがあり、救命措置に消極的な通報者に声を荒げてしまい、クレームになってしまう。救急隊員だった余呉は、ある事故で「絶対に助ける」と言った男性を助けられず、その男性の娘を悲しませた過去があったのだ。
そんな中、横浜市消防局ではインフルエンザによる救急車要請の通報が多発していた。峰元という指導医が派遣され、専門的な観点で司令官制員をサポートする。粕原(清野菜名)は、年配女性からの通報を受ける。女性の夫が発熱しているため通報したのだが、粕原が症状を聞いている間に心肺停止。妻に心臓マッサージを依頼するが、高齢の妻に心臓マッサージは難しい。粕原が「絶対助けるから頑張りましょう」という言うと余呉から叱責され、峰元からは高齢の女性が心臓マッサージをすると本人が危険であると言われてしまう。救命措置ができず、夫はそのまま亡くなってしまうのだった。
「絶対に助ける」という思いを口に出してはダメなのか。粕原自身も、幼い頃に通報した時に司令官制員から「絶対に助ける」と言われ、勇気をもらったのだ。しかし余呉からは、助けられなかった時に残酷だと言われる。悩んでいる粕原に、堂島(佐藤浩市)は「言った後のことを考えても何もできない。絶対に助けたいと思ったら言葉にすればいい」と背中を押すのだった。
救急車の要請が増える中、余呉は高速道路のSAからの通報を受ける。男性が胸が痛いと言って倒れて、意識不明になっているという。しかし救急車が出払っていて、すぐには向かえそうにない。余呉は男性の娘に心臓マッサージをさせ、その夫にAEDを取りに行かせる。幸い娘は救命措置の講習受けており、心臓マッサージをスムーズに行えた。しかし、AEDを使っても脈が戻らない。余呉は心臓マッサージを続ける娘を励まし続けるが、救急車を向かわせることができない。そこで、粕原がSA付近に新しい道路が出来ている事を思い出す。以前の通報で現地を見に行った時に気がついたのだ。その道路を使えば、救命センターに近い。余呉は夫に車の運転を頼み、道案内をしながら心臓マッサージを続ける娘を励ます。長すぎる救命措置に娘は疲れ果てて諦めかけるが、余呉は「絶対に助けます」と励ますのだった。途中で運よく脈が戻った男性は、間も無く救命センターに到着。一命を取り留めた。ホッとした余呉には笑顔が戻るのだった。
広告
ネタバレ感想
しんどかったですね〜。心臓マッサージ。
いちに、いちに…が長すぎて、緊迫感がすごかったです。
心臓マッサージを止めたら父親は助からない。
でも救急車は来ない。
いつまでやればいいのか。
終わりの見えない救命措置。
過酷でした…。
もしも自分が通報したとして、心臓マッサージをお願いしますと言われたら、上手くやれるのか…。
それが他人だったとしても、身内だったとしても、命を繋げなかった場合に、自分の責任になってしまうのではないか。
もしも誰からも責められなかったとしても「自分が助けられなかったから死んだんだ」と思って、一生罪悪感に苛まれてしまうんじゃないか。
そんな「もしも」のことを考えて、憂鬱になりました。
はぁ、どんより…。
そんなどんより回でしたが、先週、粕原が行った分譲住宅の見学が役に立っていたのが、唯一ちょっぴり笑えました。
こんなところで出てくるとはね。
今回は「絶対助ける」と言っていいのか…というのがテーマでした。
絶対と言ってはいけない、というのはよく聞きますよね。
指令管制官が、本当に「絶対に助けます」なんて言うのかどうかは分かりませんが。
実際に助けに行くのは救急隊員であり、最終的に助けるのは医者なんでしょうから。
電話で勝手に「絶対に助けます」なんて言ってしまって良いものなのか…。
正直、微妙なところですね。
堂島の言っていたように、時と場合によるのかな。
ただ、今回のエピソードを見て、「絶対に助ける」というのは約束でも宣言でもなく、決意なんだということが分かりました。
ピンチの時に、そういう熱意のある人に対応してもらえるのはありがたいし、心強いことですね。
次回は、救急車や消防車を向かわせるか、判断に迷うような案件が出てくるようです。
判断に迷う…。
正直、呼ぶ方も迷うのに、出動させる方も迷うんですね。
その判断基準って何なんだろう。
次回もタメになるテーマになりそうです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ブログ村のランキングに参加しています。
ポチッと、応援していただけると嬉しいです(´∀`)